【多くの美容サロンオーナーはフルタイム勤務を歓迎するが異業種起業家はパートタイマーの採用と教育の仕組みに力を入れる】

【多くの美容サロンオーナーはフルタイム勤務を歓迎するが異業種起業家はパートタイマーの採用と教育の仕組みに力を入れる】

“人に作業をつける”から“作業に人をつける”時代

400メートルリレーの世界記録は
ジャマイカチームの36秒84です。

驚きですね。

マイケルジョンソンの
400メートルの世界記録より、6秒34秒も短く。

100メートルでは9秒21とウサインボルトの100メートルの世界記録より0.37秒も速いんです。

個人が持てる全速力の和は
優秀な個人を超える成果を生み出すという例えです。

作業には陸上の短距離競争と類似したものがあります。

長く続けると疲れる作業です。

例えば、掃除なども本来短距離競争型の作業です。

簡単に言えば短距離競争型作業とはスピード出して、全力で行えば汗が出る作業です。

昔は雑巾で廊下や教室を拭き掃除した経験を思い出してみてください。

サロン業界の掃除もなんら変わらないはずです。

本来は、一日の中で手すきの時間があった時にやる雑用の作業ではないのです。

サロンの作業はその逆で一日勤務に耐えられるようなペース配分を考えたマラソン型勤務が多いのではないでしょうか。

それはフルタイムを主体とした店舗オペレーション(作業)が長い間、続いてきたからだと思います。

これからの人手不足時代を生き残る為には、積極的なパートやアルバイトの採用、教育、活用が必須となります。

すると自然にマラソン型勤務からリレー型勤務へのベースができることにもなります。

「人に作業をつける」時代から「作業に人をつける」レイバースケジュールが必要とされている時代の幕開けです。

GG橋本は、このレイバースケジュールの生みの親“村上忍先生”とカインズホームの教育部長時代に出会いました。

そして、業界初の導入にし、たった1年間で人時生産性を38%も向上させました。

その経営の秘密はフルタイム主体の店舗運営をパート主体に切り替えたことです。