BMSビジネスヒント 110
< 他から学ぶ >
郊外にある紳士服店
いつ見ても店内はガラガラ。
よくやっていられるななどと思った方も多いのではないですか?
実は、わたしもその一人。
そこでネットで検索してみました。
一つは,ユニクロやニトリを同じ、企画デザイン、材料調達、そして生産,販売までを
一環して行ウSPA方式を採用してるため粗利が高いそうです。
もう一つは、立地が商業施設等と違うため一見客は少なく、大半は買うと言う目的を持ったお客さま。
よって客数が少なくても購買率が高く、また単価も高いため一定の売上を確保出来るそうです。
そして郊外立地のため賃料も安く、また客数が少ないので店員が少なくて済み販売費が抑えられるというのです。
なるほどな〜って感じですよね。
このスーツ,かつては町のテーラーや百貨店等が販売の主流で1着が新卒初任給の1ヶ月分程度していたそうです。
それをこうした紳士服専門店が、給料の1ヶ月分ではなく小遣いの1ヶ月分にして販売したら
あっという間にスーツを購入する場が、こうした紳士服専門店になったんです。
現在大手4社の寡占状態
スーツ市場は、5万人に1店が住み分けの目安で日本人の人口1億2500万にで割ると2500店舗
4社の店舗合計横文字の別ブランド店も含めて2300店弱で、もはや新規参入ができないような市場なんです。
ところが紳士服の市場は急激に縮小している市場。
実はスーツ市場規模は、07年に3099億円だったが、
13年には2183億円と、わずか6年間で3割も縮小しているんです。
だから、こうした4社は多角化の道を進めているんです。
多角化戦略を整理する上で役立つのが、「アンゾフの成長マトリックス」という考え方だ。
これは市場を「既存市場・新市場」の2つ、製品を「既存製品・新製品」の2つに分け、
これらをマトリックスにした4つに整理して考える方法です。
(1)市場浸透戦略
既存客に、既存商品をより浸透させる → 機能性商品、ブランド化
(2)市場開拓戦略
新規顧客に、既存商品を売る → 海外展開、レディス
(3)新商品開発戦略
既存顧客に、新商品を売る → カジュアル化
(4)多角化戦略
新規顧客に、新商品を売る → 飲食事業、カラオケ(郊外展開の相乗効果を考慮)
これが企業の生き残り戦略なんです。
変化を起こし,市場を造り、変化に対応し、自在にカタチを変える。
この紳士服店の戦略を自社のあり方と照らし合わせてみてください。
参考になる点は、一杯ありますよ。
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BMS主宰 カットルームグループ代表
橋本憲夫