ビジネスヒント 060

ビジネスヒント 060
< そこそこが一番  >

いま儲かっている。
それはそれ。
儲かり続ける。
その見通しは立っていますか?
予約の取れないような状態、千客万来、嬉しい悲鳴?   
いや危険なシグナルなんです。
予約が取りづらいならまだしも次回予約をしないと次の予約が取れないようになったら、お客さまは確実に減っていくんです。
だって、そういう店はお客さまにとって不便な店じゃないですか?
どんなに魅力があっても不便を強いられたらお客さまは離れていくんです。
もっと、もっとと欲をかいて更にお客さまを入れたら、仕事が回らなくなってお客さまに不快な思いをさせるんです。
そしてお客さまは不満を抱いて去っていくんです。

多くの美容師さんは、予約が一杯でお客さまを断るような状態を自慢します。
しかし、真の経営者に言わせればお客さまに迷惑をかけること等、言語道断。
そういう状況にしてしまった事は、経営者の大チョンボなんです。

さあ、美容室の繁忙期の12月が視野に入ってきました。
どれだけ稼げるか?

いや、どれだけ失客するかを心配するんです。

また単価も一緒です。
うちは平均単価15000円をキープしている。
ということは来られる方が限られてしまうんです。
だから客数が伸びないんです。

だから事業を大きく出来ないんです。

一般的に1年間の自然失客は7%と言われています。
転居したり、生活事情が変わったり、病気になったり、お亡くなりになったり。
15年経ったらゼロになるんです。
30%減ったら店が成り立たなくなるとするなら5年です。
50%まで減っても大丈夫と言っても持つのは7年です。

だから欲をかかないことです。

腹八分目

超繁盛店なんて作っちゃいけないんです。
そこそこでいいんです。
超高級店なんて作らない方がいいんです。
そこそこでいいんです。

店が客に扉を鎖したり、不便や不快や不満を強いて発展なんかしないんです。

だから、そこそこを一杯作るんです。
そこそこ儲かる店でいいんです。
これなら無理をしないで作れるんです。

50年前の有名先生、その中で今も活力があるビジネスをしている人は、しっかりした事業基盤と規模をもっている人だけなんです。
そこそこを一杯作った人なんです。

当時もやはり客で溢れ,高い単価を取っていた店はありました。
しかし、事業を拡大出来なかったところは、みんな消えていってしまったんです。

夏場のキリギリスは,冬の到来を信じなかったんです。

本物の経営を学ぶ場、それが経営実践研究団体B.M.Sです。
是非、参加し経営者としての資質を高めてください。
入会は経営実践研究団体BMSホームページから。
また、BMSについて詳しくお知りになりたい方はメッセンジャーから資料請求をしてください。(住所 電話番号、e-mailアドレス、会社名 氏名を明記)
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来年の2月27日 第1回の経営実践研究団体B.M.S 橋本憲夫の「経営本気道場を開校します。75分授業の4講義です。
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無知は恥ではない。
学べば済むこと。
むしろ恥じるべきは学びを放棄する事なんです。
そのために経営の基本を学び、発展する会社を造るんです。
どうぞ経営実践研究団体BMSの入会し、壮大なロマンを抱き,
未来に向う立派な会社を造ってください。
          
          BMS主宰 カットルームグループ代表