BMSビジネスヒント 057
< あなたは社長ですか? >
美容室で一番シャンプーの上手い子はだれ?
やはり先生?店長?
いや一番上手いのは、新人にシャンプーを教えているスタッフです。
そうじゃありませんか?
現場でバリバリシャンプーをし、店が跳ねてから新人に教える。教えるんですから模範を見せなければなりません。教えるんですから、正しい技術という知識を身につけてなえればなりません。
「してみせて、言って聞かせて」が課題です。
新人のシャンプー教育の指導者に抜擢された子は、シャンプーについて普段以上に意識を向けるでしょう。
人によっては本から正しい知識を吸収する人もいるでしょう。
先輩に教えを乞う人もいるでしょう。
だから教える人が一番上手くて成長するんです。
さて、あなたはどのような仕事に一番時間を割いていますか?
そう、もうお分かりだとお思います。
社長の仕事に割く時間が少ないんですから会社が成長するはず無いんです。
かつてあるホテルマンから聞いた話です。
その方は一流の大学を卒業しホテルに就職しレストランで働いていました。仕事の内容はボーイです。
「大学を卒業して、いまボーイをしているけど、私には、この仕事にミッションがあるんです」「それは、いかに格好よくトレイを持つかよりも、いかに格好よくトレイを持たせるかを考て、トレイを持っているんです」
そうなんです。
美容室経営者の多くはプレイヤーを兼務しています。
スタッフなら如何にしてお客さまを掴むかを考え質の良いサービスを提供する事がすべてです。
しかし、あなたは経営者であり、有能なスタイリストになることよりも有能なスタイリストを育てることに意識を向けなければならないんです。
現場に立ちながら店の仕組みを考え、気づき,仕組みを変えるのが仕事なんです。
だから「俺は店で一番売上をあげている」は本末転倒なんです。
あなたは現場で立った時も経営者でなければならないんです。
社長はシャンプーが上手くない。
それでいいんです。
特に中小の会社は社長がすべてです。
社長の能力で会社の将来が決まると言っても過言ではありません。
社長の仕事は360度、多岐に渡ります。
だから社長は、本来社長以外の仕事は出来ないんです。
それが出来ているとしたら社長の仕事を疎かにしているんです。
だから事業が大きくならないんです。
もっと会社経営ということへの意識を高め、事業を永続的に発展させる事を使命に社長としての資質を高めていくんです。
あなたが思い描く理想の未来。
その思いを実現させるためには、
あなたが社長としての仕事をしっかりしないとダメなんです。
「美容師最高!!」で,うつつを抜かしていてはダメなんです。
立場の違いというのは、仕事の違いなんです。
役割が違うんです。
店に立ち、あげる何倍もの利益を生み出すのが社長の仕事なんです。
あなたはスタッフのプラスワンではないんですよ。
さあ、社長としての仕事をしましょう。
そして事業を大きく大きくしていきましょう。
そのために経営者(社長)としての基本を身につけるんです。
是非、経営実践研究団体に参加し、社長に必要な知識と知恵を手にしてください。
入会は経営実践研究団体BMSホームページから。
また、BMSについて詳しくお知りになりたい方はメッセンジャーから資料請求をしてください。(住所 電話番号、e-mailアドレス、会社名 氏名を明記)
経営実践研究団体BMSの入会のご案内パンフをお送りいたします。
無知は恥ではない。
学べば済むこと。
むしろ恥じるべきは学びを放棄する事なんです。
そのために経営の基本を学び、発展する会社を造るんです。
どうぞ経営実践研究団体BMSの入会し、壮大なロマンを抱き,
未来に向う立派な会社を造ってください。
BMS主宰 カットルームグループ代表
橋本憲夫