BMSビジネスヒント 031

BMSビジネスヒント 031
< 動機善なりや私心なかりしか >

京セラの稲森氏の言葉
「動機善なりや私心なかりしか」
ビジネスを成し遂げようとするとき、何が必要になるのでしょうか。答えは「大義」です。そう語っている雑誌が頭をよぎりました。

皆様方にとって大義とは、なんですか?

「経営者は、その会社をどうしていくのか、10年先、20年先までを視野に入れた明確なビジョンを示さなければなりません。どんなに優秀な人物を集めることができたとしても、みなが一つの方針に向かってベクトルを揃えることができなければ、成功は収められないのです」

この「動機善なりや私心なかりしか」の言葉を一橋大学の楠木教授が以下のように解説しています。
稲盛氏が言う「大義」は、具体的な目標とは対極にある抽象度の高い言葉であり、やり抜く力の原動力になる。自分のためにやるのではなく、誰かのためにやる。私心は一切ない。しかも自分一人でそう思っているのではなく、普遍的に誰もが「そうあるべき」と思っているから、皆も納得する。そういう大義を組織に浸透させ、一つの方向に向かせることが、やり抜く力を生む。

そうですよね。
儲けたいは、お客さまにとっては迷惑な話。
売上を上げたい、指名を増やしたい、商品を売りたいも
みんな己の欲。ここでいう私心まるだしです。

多くの方が経営セミナー、マーケティングセミナー、SNS活用術、ウェブ集客セミナー、助成金獲得セミナーなどなど・・儲け方を知りたい、手に入れたい。

こういうのを金の亡者の集まりと言うんです。

面白い話、店をそこそこ繁盛させてそれらしい本を自費でいいから出版し、繁盛店のノウハウとして売り歩く。
そのノウハウを聞く人より話す人の方が儲かるんです。
下手すりゃ店の儲けよりも多いって知っていますか?

他にすがるんじゃないんです。
表面的なノウハウやハウトゥを聞いたって、そこに至る過程があるから、そうやすやすと真似など出来ないんです。

聞いて試しにやってみても上手くいかない、それでまた、次のセミナーに大枚はたいて出かけて行く。

これじゃ上手くいくわけありませんよ。

だから経営の原理原則を学ぶんです。
それを応用して自分の店(会社)のノウハウやハウトゥを作るんです。

無知は恥ではない。
学べば済むこと。
むしろ恥じるべきは学びを放棄する事なんです。
そのために経営の基本を学び、すごい経営者になる礎を築くんです。
経営には原理原則がある。
どうぞ経営実践研究団体BMSの入会し、壮大なロマンを抱き,
真に消費者の味方と認められる素晴らしい会社を作りましょう。
          
          BMS主宰 カットルームグループ代表
                  橋本憲夫
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