BMSビジネスヒント 030

BMSビジネスヒント 030
< 消費者の意を汲むんです >

9月27日の読売の朝刊の一面に掲載されていた
「将来不安、節約志向変らす”という記事をお読みになりましたか?その関連記事が9面にも”伸び悩む可処分所得”という見出しで記されていました。

お金が無いんじゃないんです。
将来不安から蓄えに回す分、生活に使えるお金が限られているんです。
日本人ってまじめですね。やはりキリギリスではなく蟻なんですよ。
この記事の中で29歳以下の人が手取りから消費に回したお金が、’01年 75.9%だったのが、’16年には64.5%まで低下してるんです。それだけ貯蓄に回しているんです。

だから失業率が下がっても、給与が上がっても消費は増えないどころか、さらに節約しようというトレンドが生まれているんです。
また、この記事にはイオンの社長が「消費者にとって必要なモノを安く買う事は普通だ」と述べています。

さて、ここであなたに聞きます。

【あなたは消費者の味方ですか?】

【あなたは消費者にどのような手を差し伸べてますか?】

時が流れパラダイムは転換したのです。
昔のような価値観ややり方では、もう通用しないんです。

技術は高く売りたいは、売り手の思い。
できるだけ安く済ませたい。これが買い手の思い。

成長している会社は買い手の意を汲み自らを変えます。
記事には更にイオン傘下のダイエーは、期間限定で10%〜20%値引きする商品を600から1200に拡大したら販売数量は前年に比較し3割も伸びたと記されていました。

それほど消費者は価格に敏感に反応するんです。
消費者は消費者の味方の店に足を運ぶんです。

まちがえないでくだしさいね。
価格を下げろと言っているのではありませんよ。
展開を一から考え直すべきだと言っているんです。

無知は恥ではない。
学べば済むこと。
むしろ恥じるべきは学びを放棄する事なんです。

そのために経営の基本を学び、すごい経営者になる礎を築くんです。
経営には原理原則がある。
どうぞ経営実践研究団体BMSの入会し、壮大なロマンを抱き,
真に消費者の味方と認められる素晴らしい会社を作りましょう。

          
          BMS主宰 カットルームグループ代表
                  橋本憲夫
          
【 写真は、テンポスという飲食店の中古設備、用品を扱う倉庫の写真です。  消費者の味方になりえなかった店の残骸です 】

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