【モノ売りの製造業からコト売りのサービス業へ時代はシフトしている】

【モノ売りの製造業からコト売りのサービス業へ時代はシフトしている】

iPhoneXの広告(docomo)がFBに投稿になっています。

iPhone7の発表の時、アップルの株は暴落という逆効果でした。

デザインにこだわってきた新作を発表してきたアップルが7ではそれができなっかた。

そして、改良と言える程度の防塵とか防水とかカメラの性能向上といったスペックより、NintendoのマリオをiPhone専用にダウンロードするとかといったソフトに会場は湧いたそうです。

あの伝説のチャレンジャー、創業者の思いが終焉を迎えたと思う僕は言い過ぎでしょうか。

逆にNintendoの株は急上昇でした。

ポケモンGOに続き、ダウンロードというソフト戦略に軌道を変えたことへの賞賛だったと思います。

その後ゲーム機でも品不足が出る復活です。

しかし、シャープの液晶、東芝の半導体事業売却、日本経済を引っ張ってきた「モノづくり日本」の基幹産業である製造業から流通そして、サービスと時代は変わってきていると実感します。

その中で、サービス業の代表であるサロン業界が果たす役割はますます存在感が高まっています。

そのためには業種から業態にシフトする法人企業の活躍が望まれます。

あなたの強みを出す。

専門性を発揮するということではないでしょうか。

“女性の顔そり専門店”などもそうした真空マーケットを狙ったからです。

業種だけで、上手くいった時代は競合だったからです。

美容サロン店は今やコモディティな存在となり、オーバーストアによる競争に突入しました。

これからは業種店対業態店(専門店)の競争が激化してきます。

TPOSによって人は行動を変えます。

その中のマスを狙うことは資本主義の経営の原則では有利なこととされています。

しかし、競争相手も直ぐに真似してきます。

そうしたマス狙いの総合店でなく、逆に専門店としてもっとsegmentする方向が繁盛店の切り口になるはずです。

そして、その手順や原理原則をわきまえて、実践するかしないかは繁盛店だけで終わるか、多店舗化できて、法人企業としてビッグになるか。

次のステップで大差がついてしまいます。

カラー専門店というのが最近脚光をあびています。

カット専門店と同じストアコンセプトになっているから失敗するケースが多いのです。

カットオンリー店、クイックカット店と同じ発想だからです。

「ママさん美容室」これはある意味の専門店だと評価しています。

それをどう業態とするか。
またどうニューフォーマットとするか。

そう考えると。楽しみな時代と環境だと思えてきますね。

そのフロントランナーは30歳代の経営者だと思います。

「マネジメント」と「教育」が出来る新興勢力「カテゴリーキラー」が登場する日は近いと期待しています。

何度も言います。

競争しない

無理をしない

頑張らない

情報資本主義の経営の原理原則があります。

それは、新たなサービス業の真空マーケットを狙うことです。