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成長企業の作業・仕事に関する大きな特徴は二つあります。
①ドライ商法に徹していること。
※優先順位の高い課題に集中して、徹底的にやる商売の姿勢です。
とにかく、真空マーケットのポイントのどこかで、一番を目指すことです。
全てで、一番など考えず出来ることに集中して、徹底的にやり通すことです。
②「経営は作業で成り立っている」という考え方で、完全作業への仕組み・分業・機械化によるシステムづくりに取り組むこと
この二つだと僕は思っています。
『4S主義』という経営のの代表的スローガンをご紹介することで、作業・仕事に関する成長企業のやり方を理解してください。
『4S主義』とは、
次の4つの頭文字を取った言葉です。
◎シンプリフィケーション
(Simplification)
単純化
◎スタンダーディゼーション
(Standardization)
標準化
◎スペシャリゼーション
(Specialization)
差異化・差別化
※僕は差別という言葉は好ましくないと思っていますので、差異化という言葉を使っています。
◎セグメンテーション
(Segmentation)
限定化・専門化・集中化
個人事業主を除き、会社の仕事は「2人以上の作業分担(分業)」で行われています。
会社(組織)を営業することは一人一人の役目を明確にして、作業分担(分業)することです。
経営の教育で、分業を勉強させるため、機械式時計の分解、組み立てを研修しているアカデミーがアメリカにはあると聞いたことがあります。
会社を時計に例えれば、一つの歯車はきわめて単純なことをやっているシンプリフィケーション
そして、全体の中では一つの歯車も例外なく標準化されて動いているスタンダーディゼーション
その結果が、正確な時を刻むことが出来る差異化というスペシャリゼーション
その時計の改良において、やるベきことを分類し、やるべき重点ポイントを限定し、その改良点を専門的に、集中的に徹底的にやり切ることを「限定化」と言います。
歯車人間じゃないか?
やはり機械と同じではないかとここで誤解しないでください。
分業では一人一人の完全作業がとても大事ということを表現したかったのです。
誰か一人でも、作業が不完全だとその作業をカバーしなくてはいけなくなります。
だから、完全作業が出来るように訓練、完全な仕事が出来るように教育することがとても大切になってきます。
この完全作業とか完全仕事とかの基準が曖昧にすることが人間性尊重だと思うから、何も前に進まないのです。
先ずは、やるべき課題をセグメンテーション(限定化)することです。
そして、シンプリフィケーション(単純化)が出来るから誰でも作業ができます。
単純に、簡易になればなるほど、例外なく作業が出来ますからスタンダーディゼーション(標準化)となります。
その結果、お客様から見るといつ行っても、どの社員も当て外れがなくて素晴らしいと思われ、ファンが増えます。
そうなった会社の状況がスペシャリゼーション(差異化)が出来たと表現します。
従って、差異化とは単純化した結果が標準化に繋がり、その徹底ぶりが、他の企業では真のできない仕組みとなります。
その結果、
「お客様があなたのお店だけを選ぶ」「お客様が他の商品を買わず、あなたのところの商品・サービスを買ってくださる」そうしたファンをつくります。
スペシャリゼーション(差異化)の素晴らしい成果です。