【チェーン化を目指すなら取り扱い商品はベーシック】
僕の論点はチェーン化ですので、
単独店や支店経営、暖簾分け(のれん)とは視点が違います。
その点は誤解なくお読みください。
3店舗の壁はマンパワーから「組織・分業の仕組み」への転換の壁です。
10店舗の壁は
チェーンストア志向企業への
仲間入りという壁です。
チェーンストアの定義は
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/チェーンストア
多店舗するための必須の
チェーンストア用語を紹介します。
一つはチェーン店が扱う商品、サービスは「ベーシック」であるということです。
アメリカでは
ベーシック商品、ベーシックサービスを調査していると、
向こうの人は「マスト ハブ must have」という言葉を良く使います。
ベーシックとは
「必ず持っている商品、誰でも必要なサービス」ということですね。
節約しようがない
商品、サービスということです。
ベーシックとは
値段の高低ではありません。
例えば、
テレビは高額な商品ですが
ベーシック商品です。
もちろん、
理美容のカット、ヘアカラーサービスもベーシックです。
毎月のように
頻繁に利用するサービスです。
メガネも頻繁に壊れるし、
度数も変わるこれもベーシクです。
多店舗化するには
ベーシックな商品、
サービスを取り扱うことが有利です。
もう一つは
ポピュラープライスです。
その価格なら、
その料金なら
8割のお客様が
欲しいと思う売値のことです。
多くの小売店、
フードサービス業等の
チェーン企業の過半は
このポピュラープライスチェー ンです。
ポピュラープライスは
さらに3つに分かれます。
アメリカのドレスシャツでは以下のように分類できると思います。
ロワーポピュラープライス
700円〜1,000円
ミドルポピュラープライス
1,000円〜1,500円
アッパーポピュラープライス
1,800円〜2,400円
それ以上は
モデレートプライス
2,500円〜4,500円
ベタープライス
6,000円〜10,000円
ベストプライス
10,000円〜20,000円でしょうか。
あなたがチェーン化を目指すなら、取り扱い商品はベーシックですか。
あなたの取り扱い商品、サービスのポピュラープライスを把握していますか。