《多くの理美容サロンオーナーは人手不足で忙しいと言うが、異業種起業家は忙しいを数字で表現する》

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レイバースケジューリングシステム入門その2

例えば、店舗の窓ガラス掃除を題材に考えてみましょう。

①1人の新人が営業中、店の窓ガラス掃除をすると3時間かかる作業を3人時と表現します。

②ところが、お客様がいない営業時間前に行うと2時間30分で終わります。

30分➗60分=0.5時間ですから、
すなわち2.5人時と0.5人時削減になりました。

窓ガラスの掃除は営業時間中より営業時間前の方が人時数の削減にもなり、お客様の評判も上がりました。

窓ガラスの掃除は営業時間中にやるより、営業時間以外が適した時間帯だと分かりました。

しかし、困りました。
新人Aさんだけを営業3時間前にたった1人だけ出勤させるのは無理があるような気がしました。

③そこで、新人2人でやらせてみると不思議なことに1時間で窓ガラスの掃除作業を終えることが出来ました。

2人✖️1時間=2人時

結果オーライの2人時です。

営業時間中、1人でやった場合と比べて1人時も削減出来ました。

それでも営業時間1時間前の早出出勤となってしまいます。

「もっと早くできないものだろうか?」

④そうだ先輩で、窓掃除が得意なXさん、Yさん、Zさんのベテラン3人にやらせてみよう。

その結果はどうなったか?
レイバースケジューリングシステムその3でご紹介します。

《その2のまとめ》
●その作業はいつやったら良いのかと時間帯を考える。

●分業でやると短い時間で作業ができ、かつ生産性が高まる(人時削減)