【多くの美容サロンオーナは1,000円カットを否定するが、異業種起業家はそれもニューフォーマットの一つだと肯定する】
業種とは伝統的な商売の種類です。
小売業やフードサービス業の場合は、メーカーや卸売業からの一方的に分類された商売の種類です。
普通は主力商品の単一のカテゴリー(部門)名で表現します。
例えば自転車店、青果店、靴店、等々です。
言い換えれば生産者が製造加工したものを、末端配給機構として設置された商売の型なのです。
これに対してフォーマットとは消費生活者の「買う立場」「使う立場」から品揃えを構築した商売の型です。
スーパーマーケットとは“セルフサービスを主な販売形式とする、大型で食生活を総合的にまかなえる店”
ホームセンターとは“住居の修理や改善に使う材料部品化して売るハードグッズの総合セルフサービス店
コーヒーショップとは“気軽に食を客席方式で提供するレストラン”
ファストフードサービスとは“注文を受けてから軽食を3分以内に安価に提供するレストラン”
などがそのフォーマットの実例です。
これらは材料や製品の集荷方法が新しく編成され、また品揃えの方針や基準が従来とは全く異なっており、人々に便利さを提供し、国民のライフスタイルを変えるものです。
だから業種からフォーマットへというスローガンが大事となります。
そして、
理美容店も業種的商売店対フォーマット店との競合時代へ突入してきました。
競合から競争へ。
本物の“カテゴリキラー”の登場は大競争時代の引き金を引くことになるでしょう。
我々BMSでは様々なニューフォーマットの開発をし続けて、業界の産業化に寄与したいと思います。