BMSビジネスヒント 050

BMSビジネスヒント 050
< 今のままでは飲み込まれますよ >

先日新聞に載っていた記事
「コストコの出店で地域小売店混乱」
会員制のウェアハウスと言われる超大型の格安ストアの参入。
浜松では、開店から数日、コストコに通じる道路は大渋滞になったとか。
お客が流れる。
それによって地域の小売業は大打撃、でも、それだけではないんです。
コストコのパートの時給は全店一律1300円だそうです。
その地域の最低賃金は800円強
それでなくても人手が足りずに頭を抱えていたのにコストコに客だけではなくスタッフも流れて行く。
離職を防ぐために誠意一杯、背伸びをして時給を200円アップしても、その差は埋まらず、売上は激減、人件費は増大、経営に深刻な影響が出ているといった内容でした。

今回の衆議院選挙、大方の政党は賃上げを掲げ景気を浮揚するということを政策に掲げています。
これが実現したら・・
たしかに消費者にお金が回り、消費を活性化する要因になるでしょう。
しかし、その上積みされる消費を自社、自店が吸収する保証等ありません。
それでなくても今の時代、節約志向の高まりで利用回数を減らしたり、価格の安い店に流れたり、プラスメニューを我慢したりする風潮。
消費者にお金が回れば業績アップのカンフル剤になると思う人がいたら、それは世間知らすです。

今の世の中、プライスプレス(価格抑制)コストプッシュ(経費増大)の状況にあるんです。
こうした状況に企業は躍起となって戦っているんです。

消費者が生活防衛のために「止める」「減らす」「変える」「はじめる」という行動を起こしているように、企業もまた「止める」「減らす」「変える」「はじめる」を本気で行っているんです。

それは変化した環境に順応するための術です。
「今までは、今まで」「これからは、ここから」なんです。
だからやり方を変えないと生き続ける事が出来ないんです。

それを悟った企業は、いま大改革の真っ最中なんです。

美容サロンも変化のうねりが段々大きくなって来ました。
集客に苦労している、採用に苦労している。
それは、まだまだ、トバ口です。広告を打てば客が来る、懸命に探せば採用出来るという今の状況からこの先はもっと深刻な事態に陥ることでしょう。
コストコの襲来、大型ショッピングモールの活力で街の小売業が飲み込まれたり、Amazonやアスクル、楽天の力が街を壊滅に追い込むような変化がやがて美容室にも来ると思わなければいけないんです。

のほほんと構えてる状況ではないんですよ。
まず、今のやり方の延長線上には望む未来は無いと悟るんです。そして恐れることなく自らが変化に挑むんです。

うちはお客さまをしっかり抑えている。
スタッフは会社を信用し着いて来てくれている。
今はそこそこ順調だ。

だから大丈夫。
そう思い込んでいる経営者の会社、店が一番危ないんです。

襲い来る困難に対処するのは、自らが変化する事なんです。
そのためにも今、経営について正しい知識を身につけるんです。

さあ、経営実践研究団体BMSのホームページから入会の手続きを。
または資料をご請求下さい。
経営実践研究団体BMSの詳しいパンフをお送りいたします。
ご希望の方は、メッセンジャーに住所、電話番号、E-mail アドレス、氏名をお記しいただきお申し込み下さい。

無知は恥ではない。
学べば済むこと。
むしろ恥じるべきは学びを放棄する事なんです。
そのために経営の基本を学び、発展する会社を造るんです。
どうぞ経営実践研究団体BMSの入会し、壮大なロマンを抱き,
未来に向う立派な会社を造ってください。
          
          BMS主宰 カットルームグループ代表
                  橋本憲夫
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