BMSビジネスヒント 048

BMSビジネスヒント 048
< 病気は病気と気づいた時から完治に向う>

あなたは自社、ご自身のウィークポイントを知っていますか?
かつてある研修に参加したときのカリキュラムに自身の長所、短所をそれぞれ最低10個以上書き出せという課題がありました。
みんなが、その課題に取り組むと、講師は,順番に短所だけを発表させるのです。
そして、その書き出した短所を清書して肌身離さず持ち歩けというのです。

そして例をあげて話を進めるんです。「皆さん、なにやら身体がだるい、のどがイガイガする、鼻水が垂れる、咳が出る、こうした症状がでたら風邪を自覚しますよね」
「そうしたら風邪を治そうと考え、薬を飲んだり,休養したりしますよね」
「いま、皆さん方が書き記した短所は、皆さんが自覚している悪い症状です」
「そうです自覚しているんですから治すことを意識し、行動するんです」
「だから肌身離さず、持っていてもらいたいんです」「治ったと思ったら一つひとつ消していってください」

病気は病気と気づいた時から完治に向う。
「一番恐ろしいのは病気を自覚しない事なんです」

そしても次に長所の話に移ります。
長所については、それぞれが他人の長所を発表します。
AさんがBさんCさんDさん・・・・・参加していた全員の長所を発表するんです。

そして講師はこう言います。「皆さん、長所を他人に言われてどう思いましたか?」「気分いいですよね」「あなたが書いた自分の長所には無かったコトも多かったんではないですか?」みんな頷きます。
そして「あなたの気づかなかった長所を今、他人(ひと)から気づかせてもらいました」「それが他人(人)が感じているあなたの素晴らしさです」
「あなたは、もっと自信を持っていいんです」

このような講義の内容だったと思います。

往々に失敗の原因は、傲慢になっていたり、有頂天になっていたり、感情的になっていたり、起きた問題を他責にしたりした時です。

そうした自分の欠点を決して知らないわけではありません。
しかし、治そうという意識が働かないと治らないんです。
風邪を放置すれば、もっと深刻な病になることと一緒です。

時に冷静になり、自社、ご自身のウィークポイントを書き出してはいかがですか?

症状が軽いうちに手当をするんです。
長所はどんどん伸ばす、短所は気づき、意識して治す。

そうすれば、素晴らしい会社を造ることができますよ。

経営実践研究団体では、会員の特典としてオンラインでの経営診断を行っています。
所定のフォームに自社の業績を入れていただければ、その状況を数値で判断し,診断を下すのです。
それによって問題点を発見し、活動を見直すことで発展に繋がるのです。
また診断結果は、優れた点をも気づかせてくれます。
それを毎月、そうしたら動きは変りますよ。

無知は恥ではない。
学べば済むこと。
むしろ恥じるべきは学びを放棄する事なんです。
そのために経営の基本を学び、発展する会社を造るんです。
どうぞ経営実践研究団体BMSの入会し、壮大なロマンを抱き,
未来に向う立派な会社を造ってください。
          
          BMS主宰 カットルームグループ代表
                  橋本憲夫BMSビジネスヒント 048

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