【多くの美容師オーナーは“技術”という手段に目を向けるが、異業種起業家は“経営戦略の中に技術”を位置づける】 大切なのは、なんのために? 技術力が上がれば売上が上がる。

【多くの美容師オーナーは“技術”という手段に目を向けるが、異業種起業家は“経営戦略の中に技術”を位置づける】 大切なのは、なんのために? 技術力が上がれば売上が上がる。 技術力が上がれば利益が増える。 この論理は、一見正しいようで論理不整合です。 売上も利益も決定する要因は“技術”だけではありません。 さまざまな要因が加わり、売上が上がる、利益が増えるという結果に至るのです。 経営を考える上においては、手段ありきではなく目的ありきでコトを進めるのが基本です。 ◯◯するために◯◯する。 その根幹を成すモノが経営戦略であり、その内容は業種・フォーマットの選択と投資の仕方です。 どのような店で何に力を入れるか。 戦略とは、明確な目的を持った広義の意味での“品揃えの基本方針”と捉えるとわかりやすいと思います。 対象顧客を明確にし、その対象顧客が喜ぶ商品(サービス)を品揃え、継続性を保つために商品(サービス)の提供の仕方に特色を持たせる。 美容サロンの場合、お客さまとの接点は、提供する商品(サービス)とそれを担う人です。 どのような商品(サービス)をどのような人がどのように提供するか。これが美容サロンにおける品揃えです。 このような考えの元に当社では、技術をサービスの関わる作業の仕方と位置づけています。 そして結果に対して定量的に評価を加え、そのサービスの善し悪しを評価し、常に改善を加えています。 お客さまが喜ぶ = 売上が上がる 利益が増える 売上高規模も純益高も、つまり品揃えのあり方で決まってしまうのです。 売る立場、サービスする立場でなく、買う立場、サービスされる立場、お客様の立場の結果から逆算して品揃えを決めるのです。

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