《働けど働けど、働けど》
年収の1億円と年収500万円の経営者の違いは能力の違いでしょうか?
答えは違います。
年収1億円を手にする経営者は年収500万円の経営者よりも20倍の能力差や働きがあるというわけではないのです。
それは、事業の成長を重点に考え、行動しているかどうかの違いだけです。
流通・サービス業界で言えば、店数の差、従業員数の差です。
売上=客数×平均客単価。
それと同様に
売上=店数×1店舗当たりの平均売上高
または、
売上=従業員数×1人当たりの平均売上高
1店舗または1人では、自ずと限界があります。
無理して売上を上げようとすると逆にコストが高くなり、利益が逆に減ってしまうことになります。
この成長の限界を打ち破るのは数を増やしていく事なのです。
コンビニのセブンイレブンは日本一の小売業です。
取り扱い商品も店の大きさも小さいですが、店数は約2万店です。
経営の能力は偏差値や知能指数ではありません。
むしろ能力や努力の鉾先の違いです。
成長の重要性を認識し、店を増やすための原理原則や従業員を採用し、教育し、活用するための原理原則を学び、そのために必要な行動したかどうかの違いです。
資本主義の世界は表向きには、チャンスは平等です。
そして努力した人がお金持ちになり、努力しない人は貧乏になると信じられています。
本当にそうなのでしょうか。
この続きはBMS限定記事です。