BMSビジネスヒント 067
< 連携せよ >
すべて自社だけで・・・もうそんな時代ではないんです。
ビール業界が人手不足によって高騰する物流コストを抑えるために大手3社が混載流通をはじめました。
いままでは、アサヒはアサヒ、キリンはキリンといった独自の物流システムで商品を納品していたモノを、アサヒもキリンもサッポロも同じ貨物,同じトラックに乗せて配送するんです。
それによって配送のスケールが大きくなり、価格交渉もし易くなるし、積み荷ロスは減り、費用を按分するのでコスト低減が図られるんです。
こうした競合連携は,今後ますます広がりを見せると思います。
まさにシェアという考えです。
「競合と連携するなんて」古い人は競合は戦う敵という認識から、このようなことの発想は思い浮かばないのかもしません。
しかし競合は、もはや連携の対象なんです。
また競合ではなくても異業種とのタイアップ
ポイントカードなどが典型ですね。
加盟店ならどこで買ってもサービスを受けても買い物をした人にポイントが貯まり、
加盟店ならどこでもポイントが使える。
よってポイントを付与する店にお客さまは向う。
1社ではなく集る事で魅力を高め総合的に顧客を囲い込むという方法です。
まさに連携です。
これは互助と言います。
この互助という発想を持つんです。
例えば、材料を仕入れる。
これは売り手と買い手の関係です。
それを互助に変える。
例えば取引ディーラーさんと何かを一緒に取り組む。
自店で成功しているノウハウをディーラーさんと一緒に広める。
ディーラーさんは、そのノウハウを広める事で売上があがり、自社もまた、ノウハウを広める事で、そのノウハウから収益が得られる。
対峙するのではなく連携するんです。
だからディーラーさんを、業者などと見下していたら発展的な関係にはならないんです。
すべての会社(人)はビジネスパートナーになりうると考えるんです。
すると連携を通じて発展的な関係になるんです。
もはやディーラーは既成のメーカー品だけを売っていては商売になりません。
同業者との競合によって,売価は下がり、利幅は減少しています。
だから競合には無い商品やサービスを求めているんです。
これはディーラーに限った事ではないんです。
何かをするときには連携するパートナーを捜し積極的にタイアップするんです。
互恵の道を探り、互助の関係でコトを進めるんです。
そうすると大きなビジネスに発展するんです。
カットルームでは、この秋開設されたネットラジオ局<ホンマルラジオ山形>との連携をはじめました。
単にラジオのスポンサーになるだけでなく、カットルームの本部の一角にラジオ局のスペースを無償で貸し出したんです。器材も簡素で場所もそんなにとらないんです。
その見返りはネットラジオ局が番組等でカットルームをPRするというモノです。
人も会社も集り,一緒にモノゴトを進めれば、その影響力は何倍,何十倍にもなるんです。
<だから自社だけで>といった発想は持たない事です。
まさにこれからの世の中は互恵社会<シェア社会>です。
無関係を有機的な関係に変える。
そこにビジネスを大きくする種があるんです。
さあ、経営実践研究団体BMSに参加し、多くの意欲ある経営者との関わりを作ってください。
すでに多くの人がこの経営実践研究団体BMSに加入し、経営の原理原則を学び実戦に向けての準備を進めています。
入会は経営実践研究団体BMSホームページから。
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2月27日(火)東京
4月16日(月 大阪
いよいよ橋本憲夫の経営本気道場を開校します。
是非、こちらにも参加いただき多くを学んでください。
無知は恥ではない。
学べば済むこと。
むしろ恥じるべきは学びを放棄する事なんです。
そのために経営の基本を学び、発展する会社を造るんです。
どうぞ経営実践研究団体BMSの入会し、壮大なロマンを抱き,
未来に向う立派な会社を造ってください。
BMS主宰 カットルームグループ代表
橋本憲夫