【個人ブランドからストアブランドへ】
《3店舗の壁が一番危ない》
橋本先生、ご無沙汰してます。
いつも勉強させていただいています。ご質問がありまして。。この場でもなんだかなと思ったのですが、8月に出店が決まり準備を進めています。
地域に集中出店の戦略をとっていますが、美容室の場合、その商品力というかブランド力は技術を担当する者に重きがありますよね?
同じ名前をつけたサロンを同じ地域にたくさん出店するときのメリットというかブランド力が出しにくいなって思いました。
スタッフの技術力が大きな商品力となると、独立されるとそっちにお客が流れる苦笑 だったら同じ名前のお店を出しても、なんちゃってブランド力になるのではと。。。
金額以外でブランド力を持たせるにはどんな工夫をすればいいでしょうか。。結局今回の出店は、最後にby ◯◯◯という最近よく見る店の名前をつけました。。
メッセンジャーに質問が飛び込んできた。
文章だと二アンスが難しいので、電話で助言をしました。
その結論は
①同じ店名で出店する
②出店は商圏が重なり合うくらいが良い(インクプロッド)
その理由はストアブランドによるドミナントエリアづくりです。
個々人の技量からストアロイヤルティへ転換できるかが問われるのが3店舗からです。
(3S+1C又は4S主義 詳細は別途)
チェーンストア経営は最初のスタートは繁盛店づくりからスタートして、2号店は繁盛店のコピー版で良いと過去でも詳細に投稿しています。
立地さへ間違わなければ、問題なく2号店は成功します。
しかし、3号店目は経営者自身のマンパワーは1/3になってしまいます。
どんなに頑張っても経営者自身のマンパワーだけではどうにもならないのが3号店なのです。
僕の周りの多くの経営者がこの3店舗目で失敗をしています。
その原因の最も多いのが、腕利きスタッフの独立でした。
近隣へ他のスタッフを引き連れて、お客様ごと独立というとんでもない骨肉の戦いです。
直ぐスタッフの補充も出来るはずもなく、1店舗閉鎖すると経営は一気に悪化します。
3店舗の運営には従来と違った“ダイレクトコミュニケーション”や“マネジメント”が必要となるのです。
僕は最初の1ヶ月で、4店舗一気につくりました。
最初からチェーン化思考ですから、いきなり3店舗の壁を乗り越えなくてはいけません。
しかも、山形で店舗展開と自宅群馬という遠隔地離での店舗運営です。
結局準備はしていたが、失敗の連続でした。
幹部社員の不正とモラルダウンが経営を大きく圧迫したのでした。
やはり乗り物だけで、仕組みがないとうまく機能しないという当たり前の結果でした。
①Webカメラによる防犯兼用のオペレーション管理システム
②USENのオリジナルによるモラルアップBGM
③リアルタイムな売上速報システム
④公明正大な評価制度
⑤店舗運営基準書による店舗オペレーションの徹底
3店舗の壁は個人一人のマンパワーから組織としての分業の仕組みに転換することです。
そのためのシステムや新たな教育プログラムが必要になるのです。
決して、侮ることなかれ「3店舗の壁」
経営には原理原則がある。
自己投資が技術に偏っていては、単独店のままでいつか消滅します。
ぜひ、技術者から経営者としてのきっかけに自己投資をしてほしいと思います。
本物の経営を学ぶ場、それが経営実践研究団体B.M.Sです。
是非、参加し経営者としての資質を高めてください。
入会は経営実践研究団体BMSホームページから。
また、BMSについて詳しくお知りになりたい方はメッセンジャーから資料請求をしてください。(住所 電話番号、e-mailアドレス、会社名 氏名を明記)
経営実践研究団体BMSの入会のご案内パンフをお送りいたします。
来年の2月27日 第1回の経営実践研究団体B.M.S 橋本憲夫の「経営本気道場を開校します。75分授業の4講義です。
書物では感じられなリアルな講義。あなたも生の迫力を経験下さい。
経営者として成長を望む方は、参加必須です。
こちらも是非、ご参加下さい。
また来年の5月には上海で開催されるビューティワールドに合わせて,橋本憲夫と行く最先端中国ビジネス視察ツアーを企画しています。
無知は恥ではない。
学べば済むこと。
むしろ恥じるべきは学びを放棄する事なんです。
そのために経営の基本を学び、発展する会社を造るんです。
どうぞ経営実践研究団体BMSの入会し、壮大なロマンを抱き,
未来に向う立派な会社を造ってください。
BMS主宰
カットルームグループ代表