BMSビジネスヒント 043

BMSビジネスヒント 043
< 感性を信じるからダメなんです >

色々な事をやってみたけど、どれも根本的な問題解決には至っていない。そうお悩みの方は多いのではないですか?
新たな商材やメニューを導入しても、活性化しない。
キャンペーンを打ち出しても反応が悪い。
結局、すべてしりつぼみ。
残ったのは新たな商材や新たな器材、あるいは在庫の山。
トホホですよね。
この大きな原因は”動く”という点を疎かにしたからなんです。

なにかをしようと思った時に一番大切なのは、どうやって動くかということなんです。

むしろ提案があったら、その提案の善し悪しだけでなく、動けるかどうか、動かし続ける事ができるどうかを考えなければならないんです。

動きを想定しないで、あるいは軽い考えで、モノをはじめるから上手くいかないんですよ。

基本は、望ましい結果を想像すると共に、その結果に至るプロセスをありありと、微に入り細に入り考えることなんですよ。
そしてその上で「これなら行ける」と確信をもったら決断し、それを徹底的にやり込むんです。

大半の方がやっているのは、PDCAのPLANはすごく大きいいのにDOは力強さに欠け、CHECKは、おざなりで、結果、ACTが消えている。

まあ、店の在庫棚を見てください。
そうした安直な判断の残骸がゴロゴロしているでしょう。

これを意識して改善しなくてはダメです。
なぜかと言えば思考の悪い癖だからです。

この記事を読んで、そうかと気づき、「これからは何かを決めるときは、どうやって動くかも決めよう」と思ったとしても、またメーカーやディラーさんから素敵な提案を受けると、このことはすっかり忘れて後先考えずに提案に乗るんです。
そして結果を見て「また、やっちゃった」と思うんです。

これは経営の原理原則、基本の欠如から来るもので感性という当てにもならないモノに価値を置いているからなんです。

経営は科学なんです。1+1は2、それ以外の答えは無いんです。それを3になるのではないかと錯覚しているからモノゴトを感性で決めてしまうのです。

もう気づきませんか?
基本を身につけていない技術者が直(すぐ)に壁に打(ぶ)ち当たるのと同じように基本を身につけていない経営者は、事業で大成しないのです。

気づいた方は是非、経営実戦研究団体BMSに入会し経営のなんたるか(原理原則)を学んでください。

無知は恥ではない。
学べば済むこと。
むしろ恥じるべきは学びを放棄する事なんです。
そのために経営の基本を学び、発展する会社を造るんです。
どうぞ経営実践研究団体BMSの入会し、壮大なロマンを抱き,
未来に向う立派な会社を造ってください。
          
          BMS主宰 カットルームグループ代表
                  橋本憲夫