BMSビジネスヒント 041

BMSビジネスヒント 041
< 組織で動かないと成長しない >
なぜ美容室のサービスは進化しないのか?
それはすべて人頼みだからなんです。お客さまにあたる人がすべてになっているからなんです。
言い方は悪いかも知れませんが,人任せ、人頼りなんです。

大きな企業の組織はラインとスタッフという部門に分かれます。
ラインというのは命令ひとつで動く組織です。営業部がそれにあたり、直接部門と言います。人の身体でいうなら手足です。
スタッフというのは、会社を機能させる組織で経理や総務やマーケティングなどで、俗に言う間接部門です。人の身体で言うなら脳を含む内蔵です。
モノを考えたり、営業に必要な環境を整えたり、必要な仕事の処理をしたり、これらをするのはスタッフ部門、そして命令に従って動くのがライン部門です。

営業に「お前に任せるから、なんでもいいから売って来い」など、あり得ないんです。
手足に頭はないんです。

強い組織と弱い組織の違いは、決めごとを守るかどうかです。

そう考えると美容室の組織って弱い組織ですよね。
だって人任せ、人頼りですから、決めたって現場で勝手な動きがはじまるんです。手足に頭が付いているんですよ。

また間接部門が脆弱なので現場の環境が整っていないんです。
最低限の機能しか無いんです。
これを改めて行かなくてはなりません。
考える人,決める人、動く人、処理をする人

とは言っても大企業ではあるまいし、・・そうですね。
でも工夫次第でどうにでもなります。

それがプロジェクトです。
サービス開発プロジェクト、経営管理プロジェクト、技術メニュー開発プロジェクト、材料検討プロジェクトなどなど。
プロジェクトだからと言って多くの人を集める必要は無いんです。
社長+1人でも2人でもいいんです。

なにしろ考える時は考える。動く時は決まりに従って動く。
これさえクリアになればいいんです。

会して議して、議して論じて、論じて決して、決して従う。
これが会議の基本です。
しかし、多くの会社では、会しても議さず、議しても論ぜず、論じても決せず、決しても従わずになっているんです。

ちゃんとした組織で動いていないんです。
だから会社が成長しないんです。

会社運営には原理原則があるんです。

無知は恥ではない。
学べば済むこと。
むしろ恥じるべきは学びを放棄する事なんです。
そのために経営の基本を学び、発展する会社を造るんです。
どうぞ経営実践研究団体BMSの入会し、壮大なロマンを抱き,
未来に向う立派な会社を造ってください。
          
          BMS主宰 カットルームグループ代表
                  橋本憲夫
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