BMSビジネスヒント 018

BMSビジネスヒント 018
< 人の振り見て我が振り直せ >

先日、旅行券をいただいたので1泊二日の小旅行を決め込み旅行会社に行きました。
いただいた旅行券は、発行している旅行会社でしか使えないからです。
行ったら銀行と同じように受け付け番号を発行し順番を待ちます。ちょっと長めに待たされてカウンター椅子に。
応対してくれる方が簡単に挨拶をした後に、私は希望を言いました。
そうしたら応対してくれた方は、やおらパソコンに向かい、希望を打ち込みいくつかの旅館を紹介してくれるんです。
どれも高い旅館です。
わたしの方など見向きもしてくれません。
パソコンに向って起用にボードを叩き、時折、「これはいかがですか」と言うのです。
なかなか希望にあった旅館が見つかりません。
この旅館は?というとまたパソコンで打ち込み「満室ですね」
この旅館はお部屋で食事ができますか?と聞くとまたパソコンを打ち込み「広間ですね」
そうこうして旅館を決めるのに40分ほどかかったでしょうか。
次は移動の電車を決めます。
料金にセットされているので一度だけしか時間変更はできません。
次はお名前を、ご住所を、連絡先を
なにかあったときのためにメールアドレスを(メルマガ送ろうとしているのが見え見えです)といってパソコンを叩きます。
そして発券、その後長い説明を拝聴しようやく旅行会社を後にしました。
旅行会社に行ってから後にするまで1時間以上もかかりました。

・・・・・・・・

今の世の中、もう旅行会社なんていらないんですね。
これがこの会社の旅行券でなければ自宅でパソコンで検索して
旅先を簡単に決めていました。
調べたらネットで予約した方がやっぱり安いんです。

旅行会社もわずかな手数料で店を構え人を配置する。
割に会わない商売だな〜

・・・でなにが言いたいか

これ他人事ではないという事なんです。

長く待たされた。時間がかかった。
愛想も糞も無い。
ましてや割高。

「これならホームカラーの方がいいわ」
そう思われないようにしなくてはいけないんです。