【ヘアカラーの新潮流その4】
《brandの新たな活用時代》
かつてヘアカラー剤が主役になったことはなかった美容業界に「イルミナカラー」というウエラの新商品が業界常識を打破しました。
お客様から「イルミナカラー扱っていますか?」という材料の有無を尋ねる現象が起きたのです。
そして、もう一つの業界常識の打破として情報の拡散方法が上げられます。
それは、従来のテレビCMといったマスメディアを通して、拡散していったのではありません。
SNS社会だからこそ、ネットで個人発信が中心となって拡散していったのです。
個人が良いと呟(つぶや)くと、その友達が施術し、そして呟く。
その繰り返しですが、これがあっという間に広がりをみせたのです。
僕の調べでは、
MILBON、ナプラ、フォーユーの国産三大メーカーで美容室の過半数のシェアを占めています。
そして、
ロレアル、ウエラを加えるとほとんどの美容室がこれらメーカーの材料を使っているのではないでしょうか。
もし、あなたの店がカラーの差異化を図るとした場合、何を持って他店と違うと訴求するのでしょうか。
技術が違うとしたら何を訴求するのでしょうか。
そして、どのような手段でそのことを訴求するのでしょうか。
ヘアカラー剤について、自分なりにその差異化のポイントを整理して見てください。
その5に続く